

株式会社ハウスフィールド
総務課長
企業
福岡を中心に住宅販売やリフォーム事業を行っている株式会社ハウスフィールド。
今回は総務課長の梶原様にお話をお伺いしました。
車での営業が基本なので、安心して車に乗ってもらいたいと思っております。そこで社員には保険会社の講習を年に1度実施し、新入社員に対しては最近、運転技量不足が目立ちますので専門機関に研修をお願いしています。
しかし、運転する人はまさか自分が事故を起こすと思っていないですし、事故を起こしても実際に自身でお金を支払うわけではないので、どうしても講習などを受けても他人事のような感じがあります。講習においても形式的に話すだけではなく、身近に具体的に話をする必要性があると思いますし、また上長が指導するだけでも違うと思いますので、まだ実現していませんが指導者に対する安全研修なども取り入れながら、どうしたら社員の意識を変えることができるのかこれからも工夫して考えていきたいと思っています。
実際に私も自動車事故の被害に遭いました。1年半ほどで一応解決ということで終わっていますが、未だ痛みはつらく、完治には至っていません。事故当時は相手方とのやり取りもありましたが、少しずつ保険会社との金銭的なやり取りのみになり、相手からすれば私はもう治っていると思われているかもしれません。
事故とは、加害者は忘れたくても、被害者はいつまでも忘れられません。傷が残っているのなら尚更です。
私も安全教育の担当者として加害者にならない教育と、身を持って経験している被害者の気持ちとの両面を、社員に伝えられたらと思います。