- HOME>
- Team Safety Japan>
- インタビュー及び、メンバー一覧>
- ダンロップタイヤ九州株式会社 本社 業務部 部長代理 原﨑 健太郎さん インタビュー詳細
ダンロップタイヤ九州株式会社
本社 業務部 部長代理
原﨑 健太郎さん
企業
運転マナーを学び直すことで、
社会人としての責任感も強まりました。
新人研修の一環として、外部の専門機関による安全運転研修を導入なさっているダンロップタイヤ九州株式会社様。「安全・安心」なクルマ社会を支える企業としての取り組みとその成果について、お話をお聞きしました。
■総務部 部長代理 原﨑 健太郎様
ドライバー歴30年以上。16年前から無事故・無違反のゴールド免許歴を更新中。
■古賀 広伸様
ドライバー歴3年。2014年4月、ダンロップタイヤ九州株式会社に入社。
外部の専門機関による安全運転研修の導入で、安全運転への意識が向上
■原﨑様
私どもは自動車のタイヤを通して、社員1人ひとりがクルマ社会に「安全・安心」をご提供する一員であると自負しています。外部の専門機関による安全運転研修には、まず運転経験の浅い新入社員にもこうした意識を持ってもらい、全社的にも安全運転の意識を改めて高めようという目的があります。
弊社の社員は日頃から「安全運転」を心がけて職務に就いていますが、我流で自動車の運転に慣れてしまうと、どうしても事故を起こしやすいものです。「安全・安心」をご提供する企業として、まずは社内の事故を徹底的にゼロにしなくてはいけない。そうした意味でも運転に慣れてしまう前の意識づけはとても大事だと考えます。
仕事を始める前に自分の運転技能を再確認できたことは大変ありがたい
■原﨑様
弊社に入社する社員は全員、マニュアル車の運転資格を所持していますが、免許を取ってまだ半年にも満たない社員もいる。そうした状況で入社後すぐに仕事で運転を任されるのは、社員本人も、また会社としても不安があります。ですから、内定時にまず運転技能を確認し、これを踏まえて入社後にもマニュアル車の運転テストや模擬テストを受けてもらっています。
■古賀様
免許を取って3年目ですが、本格的に仕事を始める前にこうして自分の運転技能を再確認できる機会をいただけたことは、大変ありがたいです。自分では運転技術にある程度自信を持っているつもりでも、意外と車間距離が取れていないなど、自分の運転を客観視して反省できるいい機会でもありました。
運転のマナーを学ぶことで、社会人としてのマナーも学べた
■古賀様
自分の運転技術を見直すことで、以前よりも注意をはらって運転するようになりました。また、絶対に事故をなくしていきたい、という思いがさらに強くなりましたね。自動車関連企業の社員である以上、自分にも事故をなくすために努力をし、社会に働きかける責任があるのだと自覚しました。
■原﨑様
安全運転で大切なのは、技術だけでなく心構え。今回の研修を受けた社員には、運転のマナーを学ぶことで、社会人としてのマナーも学んでもらえたのではと感じています。接客サービスを指導する上でも、客観的に自分の行動習慣を見直せるような今回の研修はとても役立ったのではないでしょうか。そして何よりも、事故をなくすにはこうした取り組みを今後も継続して行うことが大事だと感じています。
タイヤをはじめとする自動車のパーツの管理も、
安全運転を心がける上では大切
■原﨑様
おっしゃる通りだと思います。タイヤは時代とともに進化を遂げていますが、定期的なメンテナンスを怠ると、スリップ事故が起こりやすくなるなどのリスクが高まります。タイヤは安定した自動車走行において最も重要な機能を担うパーツ。安全運転習慣の一環として、タイヤメンテナンスの大切さをドライバーに訴え続けることも、私たちの使命です。
安全運転を支えているのは「周囲への思いやり」
■原﨑様
安全運転を支えているものをひと言で表すとしたら、「周囲への思いやり」ではないでしょうか。ただ運転技術だけが優れたドライバーが増えたとしても、事故は減らせない。公道に出た時に、周りの車や歩行者など、自分以外の人に対する配慮がどれだけできているか、が肝心です。運転経験の浅い若者に、こうした心がけ、習慣づけの大切さを説くのも、先輩ドライバーの役目ではないでしょうか。弊社の新人研修のような取り組みが、交通事故でお悩みの他企業の方々の対策として、ひとつの参考になれば大変うれしく思います。