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- 株式会社福岡銀行 下大利支店 支店長 末次 泰浩さん インタビュー詳細
株式会社福岡銀行
下大利支店 支店長
末次 泰浩さん
企業
安全運転力は、社会人になる前に身につけてほしい。
全国屈指の有力銀行として就職の人気も高い、ふくおかフィナンシャルグループの福岡銀行。銀行業務の登竜門となる支店業務においては、一般に窓口業務の印象が強いが、お客様のところへ訪問する渉外業務を避けては通れません。そこで、車や原付バイクを運転するため、行員に対する交通安全教育が熱心に行われています。支店の責任者として、行員の交通安全指導に取り組まれている支店長にお話をお聞きしました。
免許さえ持っていれば安全運転ではない。
人事の採用では、免許さえ持っていれば当然、交通法規を守っているだろう、安全運転を行っているだろうというふうに意識をしています。しかし、意外と入行された方を見るとそうではないなというところがあります。今、学生さんにとっては、恐らく運転免許は就職のための要件でしかないのだと思います。今の若い方にとって車は、遊びのツールとしても優先度は高くありませんし、他の色んなものに興味を持たれているからではないでしょうか。だから、社会人になって初めてハンドルを握られるというケースも多くなってきました。
安全運転力は、社会人になる前に身につけてもらいたいスキル。
支店勤務では、事務以外に必ずお客様のところへ出向く渉外業務、いわゆる営業があります。当然ながら営業をする上では、お客様のところへ伺うために車や原付バイクを使うことが頻繁にあります。公共交通機関を使うこともありますが、時間に縛られずに小回りもききますので、営業活動において車や原付バイクは不可欠です。 そういう中で、運転に不慣れな若い行員がお客様のところへ行くと、狭い道を通る際や駐車の際に車を擦ってしまうことが往々にしてあります。銀行に入ってから初めて運転の勉強をする、練習をするという若い方が増えていますが、本来であれば、そこは社会人になる前に身につけておいてほしいスキルです。 新人行員であっても、学生の立場とは違って、銀行の社員として、銀行の看板を背負って運転している訳ですから事故は許されません。事故には不可抗力もありますが、自分の技能や知識が未熟なために起こってしまうような事故は最低限避けてもらいたいです。