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- 社会福祉法人古賀市社会福祉協議会 事業課長 檜山 信夫 さん インタビュー詳細
社会福祉法人古賀市社会福祉協議会
事業課長
檜山 信夫 さん
行政・団体
誰もが安心して暮らしていける街づくりを目指して
「住み慣れた地域で、家族や友人とともに暮らしたい」これは多くの人々の共通の願いです。
こうした願いをかなえるためには、地域の皆様がお互いに支えあうことが大切になります。社会福祉協議会とは、そんな地域福祉を推進する民間団体です。
今回は福岡県古賀市にあります、古賀市社会福祉協議会の檜山様にお話を伺いました。
交通事故の影響
介護福祉サービスを提供するにあたっては、交通手段として専ら車を使用しています。
その途中で交通事故が起きてしまうと、予定していたサービスが提供できなくなってしまい、利用者様に多大なご迷惑をおかけしてしまいます。特に送迎中の事故は、利用者様にケガを負わせる危険があるので決してあってはなりません。職員にはしっかりこのことを自覚して欲しいと思います。
安全運転能力検定
私もそれなりに運転歴は長いのですが、やはり運転は個性が出るものだと思いますし、自分の運転を客観的に評価するのは難しいと思います。そこで職員に対して「安全運転能力検定」を実施し、客観的に個々の運転能力を評価して頂きました。その後、検定の解説を含めた安全運転講義の中で丁寧にご指摘を頂いたので、それぞれが運転における良い点、悪い点をしっかり認識する機会となりましたし、皆でこんな運転をすれば事故は起きないんだということを学ぶことができました。
福祉と運転
福祉や介護の世界で仕事をさせて頂いていますが、運転と共通して言えることで大事なことは ”相手を思いやること” だと思います。私たちは市民や利用者様に少しでも質の高い福祉や介護サービスを提供し、また街づくりのお手伝いをしていく上で、相手のことを常に考えなければなりません。運転に関してもそうで、自分よがりのわがままな運転をすれば事故を起こして被害者を生んでしまいます。命に関わる重大事故に繋がってしまうかもしれません。ドライバー1人ひとりが相手を思いやる優しい運転を心掛ければ、もっともっと事故は減るだろうし、皆が気持ちよく運転できると思います。そういう意味では、科学的な分析や情報を正しく収集して運転に活かす、例えば少し急いだところで到着時間に大して差がないことが数字でしっかり表されたものを見れば、今慌てても得はしないということで、気持ちの余裕に繋がると思います。その気持ちの余裕が、結果として、私たちの目標とするより質の高い福祉やサービスの提供にも繋がる気がします。